2009年4月11日土曜日

方法序説

デカルト, Ren´e Descartes, 谷川 多佳子 著/岩波書店
真理は単純であるべき。そう思う。それを求める上での姿勢が、ここでは興味深い。真理を追究するその途上での姿勢(4つの規則)や、自身に定めた4つの格率は、人間がものを考えるということの広い意味での手引きといえると思う。 考え方の整理ととともに、”当座の”指南となる「モラル」というものの存在も不可欠だと先人も考えていたことに、普遍性を思った。 日本人なら、武士道だろうか。