2009年4月11日土曜日

生物と無生物のあいだ

福岡 伸一 著/講談社

生命の定義は何か?

生物が原子に比べてこれほど大きなサイズなのはどんな意義があるか?

生命活動はエントロピーを・・・

そして秩序を維持するには機構自体を流れの中におく。結果的にその機構は増大するエントロピーを系外に排出している。

科学書でありながら、叙情的。アメリカの科学書のスタイルをとっているのかもしれない。研究主体は人間であるということ、 科学と人間の距離に関して敏感なセンスを持つ、面白い本だ。